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チャリコットベニアハウス

2015

チャリコット、ネパール

チャリコットベニヤハウスは、シングルファミリーに対応したの家のプロトタイプとして、2015年ネパールの震災地、ドラカ州チャリコットで建てられた。伝統的なネパールの家は、レンガや石を主な建材として建設されるため、壁は重く柔構造ではないことから、今回の地震による災害は避けられない現実となった。ベニアハウスでは合板を用い軽量で柔軟性の高い構造フレームを採用することによって、地震活動の活発な地域に適している工法とした。
チャリコットベニヤハウスは、慶應大学小林研究会がチャリコットの合板メーカーと協力しあって作成した。コミュニティフォレスとから取れる現地木材を使用し建設工事を行なった。
ネパールにおけるこのシステムでの初めての建設の可能性を検証し、ネパールの震災からの復興と回復にむけた活動としたい。ベニアハウスの建設を通して、地域住民の一体感が増すような建築の促進を期待する。

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