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スマートホーム POC-01

2022

埼玉

中古住宅を改修してスマートホーム化し、サブスクリプション型住宅として新たな生活体験の提供を目指す実証実験の第1号物件。クライアント企業の社員モニターが実際に居住しながらハード/ソフトの実証実験を行うため、将来の更新性を確保しつつ、住宅としての商品企画、導入機器およびサービスの具体的な検証と並行して計画を行った。

築40年の住宅の改修にあたって、既存外壁、屋根、構造躯体を残して内部を解体し、スケルトン化してから更新することで、耐震・断熱性能の改善に加え、間取りも変更してLDKを大きなひとつながりの空間とするなど、現代のニーズを満たすように居住性を高めている。

内装デザインでは、後続の物件への展開を想定して、標準化した仕上の組み合わせを複数作成し、各室の使用イメージに合わせて適用した。また、改修の過程で露出した既存の柱や梁を空間のアクセントとし、新旧の素材を対比させることで、生まれ変わった家にリノベーションならではの魅力を添えることを意図した。

用途:住宅(改修)

業務範囲:改修設計

協働者:株式会社フレッシュハウス(施工)

​(写真:小野寺宗貴)

 

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