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桜番場

2010

滋賀

認知症を煩う高齢者にとって、コンクリート造の大きな老人ホームに入ることが必ずしも幸せな終末期の生活を送ることにつながるとは限らない。

桜番場では、この地域の風土から生まれた「余呉型」という古民家の建築タイプを真似て、昔ながらの生活を送ってもらえる高齢者施設を計画した。余呉型住宅は、平面を4つに分割するクロスの梁構造に特徴があり、その4つの空間を自由につなげ、また分けて使うことのできるフレキシブルな空間構成をしている。

この地域特有の民家のスタイルを踏襲することによって、施設に求められる機能要求を充たすとともに、昔の住まい方に慣れ親しんだみんなの「家」を造った。

用途:福祉施設

業務範囲:基本設計・実施設計・工事監理

​協働者:A.S.Associates(構造)