サンスターコミュニケーションパーク

2020

大阪

自社工場跡地を活用した低層3階建ての新オフィス計画。計画地は東側に住宅地が隣接する工業地域の端部に位置し、南には阪急京都線、西には国道171号線が面している。工場用地として長らく未活用であった敷地から、周囲に開かれまちとつながる施設を目指して、「オフィスでないオフィス」をスローガンに、外部空間から1階、吹き抜けの周りを徐々に上がって2階3階へと、内外全体をひとつながりの公園のようなスペースとして計画を行った。

内部空間はどこにいても外部環境が感じられ、小さな段差や天井高の違い、色彩や外光の変化をきっかけに様々なアクティビティの場がゆるやかにつながる、仕切りの無いオープンオフィス。1階は社員と地域の方々が共に楽しめる健康に拘ったレストランを中心に外部に開かれた構成で、社員が日々過ごす上階とも吹き抜けを介してつながり、まちの人々と社員が隣り合うような、互いに顔が見える関係性をつくっている。

敷地の広さを活かして豊かな植栽を行った外部空間も、沿道の塀を設けずに地域に開かれており、まちのグリッドに合わせたアプローチが、まちとのつながりを新たにしている。

用途:オフィス

業務範囲:基本設計・実施設計監修・監理監修

協働者:KAJIMA DESIGN(共同設計)・Arup(PM/構造/設備/照明)・ランドスケープデザイン(外構)・イリア(一部内装)・鹿島建設関西支店(施工)

担当業務設計協力:井原理安デザイン事務所(サインデザイン)・高木秀太事務所(ファサードデザインプログラミング)

(写真:エスエス 津田 裕之)